除夜の鐘の回数の意味を知ってますか?除夜の鐘の由来とは
こんにちは、さくら婆です。
2015年12月も終わりに近づき、年末年始の準備で皆様かなり多忙な日々を送られてるのではないでしょうか?
さくら婆は、寒いのは苦手なので大掃除は11月に済ませた為、今はお正月の準備に集中しています。
年末年始と言えば、除夜の鐘ですよね。
除夜の鐘の回数ってご存じですか?除夜の鐘の回数の意味や由来について、みていきましょう。
除夜の鐘ってそもそも何なの?
除夜の鐘は、毎年NHKのテレビで聞いてるよ、という方も多いかもしれませんね。
除夜の鐘は、さくら婆の子供の頃から毎年テレビで放映されてましたよ。
様々なお寺で、除夜の鐘は鳴らされるでしょう。
何もテレビの中の話じゃなく、皆様の地域のお寺さんでも、除夜の鐘が慣らされてるはずですよ。
除夜の鐘は神社でも聴く事ができるの?
除夜の鐘は、残念ながら神社で聴く事はできません。
除夜の鐘って、仏教の行事なんですよね。なので、神道である神社で聴く事はできないのです。
日本では、神仏は混合してるので、仏道の除夜の鐘をきいた後に、すぐに神様のいらっしゃる神社に初詣に出かけたりしますけどね(^^;)
除夜の鐘の回数は何回なの?
除夜の鐘は、テレビで聴いてると結構長い時間なってますよね?
大晦日の深夜12時前から、0時過ぎにかけて、慣らされるのが除夜の鐘です。
基本的に、除夜の鐘の回数は108回です。
107回を、大晦日の日に鳴らし、最後の一回を日が変わり1月1日になってから鳴らします。
寺院によっては、捨て鐘と言って、2回多めに鳴らす寺院もあるようですね。
除夜の鐘!最後の一回を1月1日に鳴らす理由
除夜の鐘は、最後の一回を1月1日、日付が変わってから鳴らします。
その由来は、除夜の鐘と言うのは、除夜の鐘の音を聴いて、煩悩を捨てるためのものです。
新しい年、2016年が煩悩に惑わされないようにという事で、最後の一回は日付が変わってから鳴らすと言われています。
大晦日の日は、除日(じょじつ)と言われています。
除と言う字は、古い物を新しいものに移すという意味合いの文字なのです。
そのため、大晦日の日の夜にならす鐘なので、除夜の鐘なんですね(^-^)
108回の除夜の鐘の回数の意味は?
除夜の鐘は、108回ならされますが、なぜ108回なのかご存じでしょうか?
色々な説がありますが、一番有力なのは仏教では、人には108個の煩悩があるとされています。
108個の煩悩をすべて捨てて新しい年を迎えるために、108回の除夜の鐘が鳴らされるのです。
除夜の鐘って、なんとなく途中で聴くのを辞めてしまうという方も結構いらっしゃるはずです。
でも、きちんと除夜の鐘の意味を理解する事で、2015年今年は除夜の鐘を108回、最後まで聴いてみようという気になりませんか?
2015年の大みそかの日に鳴らされる除夜の鐘をきいて、煩悩をすべて捨て去り新たな気持ちで2016年度を迎えませんか?