七夕の食事は何!?七夕と言えばそうめんを食べる理由
こんにちは、さくら婆です。
先日は孫に七夕について説明させられてえらい目に遭いましたが、
七夕と言えばそうめんですね。
なんで七夕にはそうめんを食べるのでしょうか?
七夕の食事と言えばそうめん?
七夕と言えば、年中行事の1つでしちせきの節句と呼ばれたりもします。
年中行事には、必ず行事食があり、七夕の行事食と言うのはそうめんなのです(#^.^#)
五節句の節句には、必ず旬の物を食べることで邪気払いができると言われています。
この時期の旬と言えば、そうめんですね。
夏の風物詩であるそうめんが七夕の食事に?
そうめんと言うのは、夏には欠かせない風物詩の一つなのではないでしょうか?
どうしても食欲がないと言う時でも、そうめんであればするりと入ってしまいます。
そんなそうめんは、夏の無病息災を実現するための食べ物の1つなのです。
七夕の日には、旬の野菜とともにそうめんを食べると良いと言われています。
ミョウガや大葉などをたっぷり入れたそうめんは、暑いこの時期でも美味しくいただけますね(*^_^*)
そうめんを天の川に見立ててるという説
七夕の日にそうめんを食べるという意味は、実はもう一つあるのです。
2つ目のそうめんを食べる意味ですが、そうめんと言うのは天の川であり、織姫様の織り糸に見立てて食べると言う言い伝えもあります。
確かに、そうめんは天の川のようにも見えなくもないですね。
細くて長い、糸のように見えるそんなそうめんを食べると言うのは、織姫様の織りなす糸に見立ててなんですね。
そうめんの種類でさくら婆が好きなそうめんに、揖保の糸と言うそうめんがあります。
確かに糸のようですね。
七夕の日にそうめんを食べるようになった由来
そして3つ目に、七夕にそうめんを食べるようになった由来をご紹介します。
そうめんを食べるようになったルーツは、中国の「さくべい」と言うアミのように編んだ小麦粉のお菓子がルーツだと言われています。
大昔の中国で、7月7日に帝の子がマラリアで亡くなりました。
その子の大好物だったさくべいをお供えすることで、1年間無病息災で過ごすことができると言う伝説が中国にはあります。
その結果、中国では7月7日にさくべいをお供えしてお下がりを食べることになったのです。
そしてその文化が日本にも奈良時代にやってきて、さくべいがそうめんに変化して、七夕にはそうめんを食べるようになったと言われています。
七夕のそうめんは色付きがいいの?
七夕に食べるそうめんは、お店などに行くと色付きのそうめんが出されたりしますが、色付きのそうめんがいいのでしょうか?
そうめんと言えば、普段家で食べるものは白い色が多いですが、お店に食べに行ったりすると色がついてるそうめんに巡り合ったりしませんか?
そうめんでも、五色のそうめんを目にしたことがあると言う方も多いのではないでしょうか?
実は七夕の日には、五色のそうめんを食べるとより一層良いと言われています。
五色の素麺には意味があり、色付きのそうめんなんて嫌だと思う方もいるかもしれませんが、実は五色には陰陽5行説の五色に由来していると言われています。
つまり、五色のそうめんには厄除けの意味が込められているのです。
五色と言うのは、青、赤、黄色、白、黒の五色で、端午の節句の時などにも五色が使われたり、いろいろな節目節目で5色が使われています。
あまり陰陽5行説とは聞かない言葉かもしれませんが、中国から伝わった日本の文化には様々な場面で陰陽5行説の五色が使われ使われてたりするのです。
せっかくなので、五色のそうめんが手に入るようでしたら五色の素麺を七夕の日に食べると言うのも良いですね。
白いそうめんの上に、旬の野菜でカラフルに色付けするのも良いですね(*^_^*)
7月7日はそうめんの日
また、7月7日と言うのは、実はそうめんの日なのです。
そんなわけで、給食などでもそうめんが出る学校も結構あるですよ。
2016年7月7日の夕食はそうめんで決まりですね。
その際にはお子様がいらっしゃる方は、ちょっと工夫したそうめんを出さないとまたそうめんと言われちゃう可能性もあるので、給食の献立表をチェックしてからにすると良いですね(*^_^*)