「お心遣い」と「お気遣い」の違いって何？どっちを使えばいいの？

こんにちは、さくら婆です。

突然ですが、お心遣いとお気遣いの違いってご存じですか？

この両者には、微妙な違いがあります。

どっちを使えばいいのか迷った時の、お心遣いとお気遣いの違いについて、ご紹介します。

お心遣いとお気遣いの違い

先日の話です。

我が家の娘は、あまり勉強熱心な方じゃなかったので、時々言葉に詰まることがあります。

日常会話に詰まるという訳じゃないですよ。

お手紙の返事とか。

そういう時に、「あれ？婆ちゃん、これってどう言うんだっけ？」とよく聞いてきたり。

今時の子のあるあるでしょう。

お茶のみ友達からも、同じような話をよく聞きます。

さて、娘の悪口をあまり書くと娘もこれを見ているので後で大変なことになってしまう恐れがあります(^_^;A

このへんにしておきましょう。

「お心遣い」と「お気遣い」の違いですが、この言葉の違いは結構難しいですよね。

どちらも同じような意味合いで使われてる言葉ですからね。

「お心遣い」の意味

お心遣いは、どちらかというと心がこもってる様を表します。

本当に心から。

という時に、お心遣いを使います。

私のために、お心遣いをありがとうございます！

そんな意味合いで、よく使われます。

お心遣いに感謝します。

と、心からの気持ちをありがとうございます。

という感じでしょうか？

「お気遣い」の意味

お気遣いの場合は、どちらかというと「気を使ってくれてありがとうございます。」的な意味になります。

お気遣いなさらないでくださいね。

なんていう言葉をよく聞きませんか？

これは、そんなに私のために神経使わないでくださいね。

という意味で使われます。

でも、お心遣いなさらないでくださいね？

とは言いません。

これえは、相手の心からの気持ちを否定してしまうことにもなってしまうため、この言葉は使わないですね。

お心使いは心からの気持ち、思いやり

二つの言葉を比べてみると、

お気遣いの方は、どちらかというと神経過敏になる、神経を使うという意味を表します。

お心遣いの方は、思いやりという心からの気持ちが強いことになります。

あまり違いはない言葉ですが、これでどういう時に使えばいいかバッチリですね！

言われて嬉しいのは、お心遣いの方ですね。

日本語は、外国人からするとすごく難しい言語だと言われています。

ちょっとの違いでニュアンスも全然違ってきます。

お心遣い、お気遣いなんて、本当に良い例でしょう。

でも、日本語を正しく使えるようになるだけで、スマートな大人の女性になります。

言葉には言霊があります。

ぜひ、言葉にも注意して毎日を過ごされてみてください。

それだけで人生変わっちゃうかもしれませんね＼(^o^)／