花火が上がった時に言う「たまや」ってなにだかご存じですか?
こんにちは、さくら婆です。
2017年も花火大会のシーズンが到来です。
うちの孫たちは、以前にも増して教えて君になってしまい本当にさくら婆もほとほと困ってます。
花火が上がった時の「たまや」について聞かれたので一生懸命みんなに聞いたり調べてみたりしましたよ。
花火のたまやってなに?
うちの教えて君の知りたがりの孫に聞かれたのが、「婆ちゃん、たまやってなに?」ということでした。
最初は、「おやおや、たまやってなんのこと?」って感じだったのですが、どうやら花火が上がった時に「たまや〜」という掛け声が上がることを指してるようですね。
何かの漫画で花火が上がった時に、「たまや〜」と書いてあるのを見て不思議に思ったそうですよ。
花火大会などでは、あんまりたまやーなんて言わないですからね。
たまやの秘密を探ってみたら?
さくら婆も、たまやについてはよく知りませんでしたので周りの友人たちに聞いてみました。
すると、たまやというのは花火屋さんだということまでわかりました。
でも、何で花火屋さんの名前のたまやをいうのかはわかりませんでした。
こんな時のインターネットで調べてみると、「たまやと言うのは、かぎやと並び有名な花火屋さん」ということがわかりました。
鍵屋は、今現在も受け継がれている伝統的な花火屋さんですね。
江戸の時代、たまや、かぎやの2大はなびやさんが花火を上げて美しさを競ってたんだそうです。
東京の隅田川でたまやとかぎやの美しさ比べが行われていましたが、のちに隅田川の花火大会になったのがこの花火だったそうですよ。
隅田川の下流がかぎや、そして上流がたまやで花火上げ合戦が行われ、美しかった方の花火の掛け声をしてたそうです。
かぎやの方が最初にできた花火やさんだったそうですが、どうやらたまやの花火の技術の方が上で、「たまや」という掛け声が多かったため、花火でたまや〜という掛け声が上がる方が有名みたいですね。
たまやは家事を出して江戸から追放される
その後、たまやは家事を出してしまい、江戸から追い出されてしまいました。
それでも、たまやの花火が見たいと「たまや」の花火を懐かしむ人たちが多かったようですね。
そして、たまやの花火を忘れるべからずと「たまや〜」の掛け声は残ったんだそうです。
なかなか面白いエピソードを知ることができました。
そんな話を孫にしてみると、「ふーん」で終わってしまいましたがどこまで孫の年齢で理解できたのでしょうか(^_^;
今年はきっと、花火大会に出かけて行き「たまや〜」を連呼するはずです。
花火大会は皆様は、浴衣で行かれますか?
人が多くて本当に大変な花火大会ですが、さくら婆の家の近所で行われる花火大会は田舎なので東京の花火大会ほどではありません。
人が多くて嫌だという方は、ちょっと田舎の花火大会に出かけてみると良いですよ。
花火大会の浴衣は、レンタルが最高だと娘が豪語してたのでレンタルの浴衣もオススメです。
楽しい花火大会になりますように\(^o^)/