お正月のお餅で喉を詰まらせた時の対処法!子供から高齢者までの喉詰まらせた時の対策
先日のニュースで、大阪の小学校1年生が給食で出たウズラの卵に喉を詰まらせて救急車で搬送されるも亡くなるというニュースがありましたね。
お正月によくあるニュースですが、まさか給食で出されたもので喉を詰まらせて…
だなんて、可愛そうな事故でした。
そういう方が減るように、喉を詰まらせた時の対処法をご紹介していきますね。
喉を詰まらせた時にまず始めにしなければならない事
お正月のお餅でも、他のものでもなんでも喉を詰まらせた場合は一緒です。
喉を詰まらせて、意識があるかないのかを確認し、意識がある場合には必ず咳をさせてください。
咳をする事で、詰まらせたものが出てくるかもしれません。
苦しそうなら、必ずすぐに救急車を呼ぶことです。
意識が無い場合には、心肺蘇生術を行います。
お正月の、お餅で喉を詰まらせて窒息する事故が後を絶えません。
高齢者の方たちのみならず、若い人でもお餅を喉に詰まらせて運ばれてるんですからね。
他人事ではありません。
咳をしても喉に詰まらせたものが取れない時は!?
咳をしても、喉に詰まったものが取れない時、または苦しくて咳もままならない時に行う方法です。
背部叩打法(はいぶこうだほう)と言い、手の付け根で肩甲骨の間を何度も強打する方法です。
どうしても痛いかな?と思って、弱めに叩いてしまう場合もありますが、強めに叩かないと意味がありません。
何度もたたき、異物が取れるまで続けます。
もう一つの方法は、腹部突き上げ法といい、後ろから抱きかかえてる状態で握りこぶしを作り、みぞおちから上に向かって握りこぶしを引き上げる方法です。
射水市HPより
こちらの方法は、内臓に傷をつける恐れもあるので、慣れてない方は難しいかもしれません。
また、女性やお子様などには不向きな方法です。
なぜお餅が喉に詰まるのか?
お餅を喉に詰まらせたという人がとても多いのが現状です。
それでは、何でお餅は喉に詰まりやすいのでしょうか?
お餅は、温度が低くなると固くなります。
焼いたり、お雑煮にしたりして柔らかくなってますが、冷めたりすると固くなる性質を持っています。
口に入れて喉に到達するまでの間に、温度が下がり、冷えることによって固くなるため、喉に詰まりやすくなるのです。
冬の気候と言うのも、お餅を冷めさせる原因に繋がります。
お餅を喉に詰まらせないための対策法とは?
お餅を喉に詰まらせないためには、お餅を小さく切って食べるというのも一つの対策方法です。
また、飲み物を必ず用意して、飲み物を飲みながらお餅を食べると言うのがオススメの方法です。
ただし、アルコールは飲み込む力が弱まる場合もあるため、あまり良いとされてません。
さくら婆的には、お正月はアルコールでお餅を食べたいのですが…
あまり良い事ではないようですね。
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特に高齢者の方は、気を付けなければなりませんし、今回の事件のようにお子様の場合であっても、お餅に限らずきちんとよく噛んで食べるように指導しなければなりませんね。
食べ物は、よく噛んで食べる事はとても重要です。
顎を鍛えることにも繋がります。
お餅に限らず、よく噛んで食べ、喉にものを詰まらせる事故を起こさないように気を付けていきましょう。