2017年の鏡開きはいつ?鏡開きについて今さら聞けないイロハとは?
こんにちは、さくら婆です。
そろそろ鏡開きの時期がやってきます。
鏡開きの時期っていつだっけ?なんてなかなか人に聞けないものですよね。
2017年の鏡開きはいつになるのでしょうか?
鏡開きの日っていつなの?
まず初めに、鏡開きの日と言うのは地域によって日にちが違ったりします。
え?お正月の年中行事なのに、鏡開きの日は地域によって違うの?なんて思いませんか?
さくら婆も思いましたよ。
関東では鏡開きは1月11日に行われ、関西では1月20日の所もあります。
これには理由があり、関東の松ノ内は1月7日までとされ関西の松ノ内は11月15日までだからです。
松ノ内が終わった後に、鏡開きをするのが一般的です。
松の内と言うのは、正月お正月の飾りを飾っておく期間のことなので、このお正月の飾りの期間が地域によって違うんですね。
年神様をきちんとお見送りをしてから、お正月飾りを下げることで、1年良い年で過ごせるということにもつながるのです。
そんな期間が松ノ内であり、きちんと年神様をお見送りした後に鏡開きをするということなんですね。
地域によって鏡開きの日はなぜ違うの?
なんで地域によって鏡開きの日は違うのかと言うと、昔は鏡開きの日は松の内の後の1月20日になっていました。
しかしながら、徳川幕府の3大将軍が20日という日に亡くなったことから、1月20日は月命日にあたり縁起の悪い日となったので1月の鏡開きの日が変わったのです。
ちなみに、鏡開きの日が1月11日になったのですが、昔は情報の流通が悪くこの情報が関西まで広がらなかったのです。
そのため関東と関西では鏡開きの日が違うことになったのです。
鏡開きで気をつけなければならないこと
鏡開きで気をつけなければいけないことは絶対に、包丁などでお餅を割ってはいけないと言うことです。
なぜなら、鏡餅ってお正月の年神様をお呼びするためのものですよね?
歳神様をお呼びするための演技が良いものなのに、縁起が悪い包丁や刃物などで鏡餅を開くだなんてとんでもないことなのです。
そのため、木槌などで鏡開きを行うようになりました。
我が家の鏡餅のお餅は、よくねだられるのが鏡餅のお餅を干して油で揚げて塩をかけて食べる鏡餅せんべいです。
硬くなったお餅でも、干すことで食べやすくなりますし、ちょっと違ったお餅の食べ方ができて好評です。
やったことがないと言う方はぜひ試してみてくださいね。