「鏡が割れると縁起が悪い」って本当なの?この迷信の理由は?
こんにちは、さくら婆です。
よく「鏡が割れると縁起が悪い」などという迷信が言われたりします。
これは実際のところ本当なのでしょうか?
そして、なぜそう言われるようになったのでしょうか?
その理由について、ご紹介していきます。
鏡が割れると縁起が悪いという迷信
先日、出かけた先で割れた鏡がそのままにされてる場所がありました。
これはいくら何でも、縁起が悪いというか危ないですよね?
そんな時に、孫たちに「鏡が割れると縁起が悪いんだよ。」ということを伝えたのですが、やはりこれは理由を聞きたがりました。
鏡が割れると縁起が悪いと言われる理由は、何なのでしょうか?
鏡が割れると縁起が悪いと言われる理由
さくら婆が、昔母から聞いた話です。
鏡というのは、自分自身を移すもの。
つまり、自分自身の分身が映るものだと昔の人たちは考えてきました。
昔の時代は、鏡台などの鏡にも布をかぶせたり、鏡をそのままむき出しにはしていませんでした。
これは、鏡をとおして魔が入ってくるという考えがあったからです。
さて、そんな鏡が割れてしまうと遅かれ早かれ自分に何かしらの災難が起こるなんて言われたきたのです。
自分の分身が割れてしまったためです。
このような理由から、鏡が割れると縁起が悪いと言われてきたのです。
割れた鏡が身代わりになってくれたという説
迷信では、鏡が割れると縁起が悪いと言われています。
しかしながら、風水の考え方では鏡が割れると自分自身の不幸の身代わりになってくれたと考えられたりします。
やはりここでも分身という考え方をするのですが、鏡の中の分身が身代わりになってくれたと考えると、なんとなく悪くはない気持ちになりますね。
迷信を取るか、風水を取るかは自由ですが、何れにしてもしてはダメなことが割れた鏡をそのまま置いておいたり、使い続けることなのです。
割れた鏡をそのまま使い続けるのは絶対にダメ
割れた鏡は、直ちに処分することです。
割れた鏡をそのまま使い続けるということは、せっかく不幸を身代わりになってくれた不幸を放出し続けるということになります。
せっかく、そこで不幸とのご縁が断ち切れたのです。
そのまま、感謝をしてさよならするのが筋ですよね?
あまり良くない念が溜まってるものは、近くに置いておくことで帰ってきてしまうのです。
割れてしまった鏡の処分方法
さて、割れてしまった鏡の処分方法は、お守りなどと同じ処分の仕方をします。
これは昔から言われてることですが、割れた鏡はきちんと浄化して処分するべきなのです。
割れた鏡は、お清めの塩で浄化を行います。
そして、今まで自分を守ってくれたことに対する感謝の気持ちを伝えます。
また、今回身代わりになってくれてありがとうと鏡に伝えます。
最後に、白い半紙のような紙だったり、白い布などに包んで鏡を処分します。
あとはゴミに出すだけですが、どの曜日に出せばいいのかきちんと行政の情報をチェックしてから出されてください。
鏡は、昔から魂と関連するものだと言われてきました。
日本だけじゃなく、世界中の国で鏡には魂が宿るなどと言われています。
そのため、扱いには十分注意する必要があります。
鏡が割れると縁起が悪いという迷信は、どう捉えるかで考え方も変わってくるのではないでしょうか?
なぜそう言われるようになったのかを理解し、鏡の迷信と上手にお付き合いをしていけるといいですね\(^o^)/